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末期癌と闘いながら先月80歳を迎えた指揮者マイケル・ティルソン・トーマスのインタビュー
BBCミュージック・マガジンに昨日、マイケル・ティルソン・トーマスのインタビューが掲載されました。多分、この記事のためにインタビューしたものだと思う。と思う、と書いているのは、過去の記事やインタビューからの引用で新しい記事が書かれることもあ... -
コロラド交響楽団に63年在籍した83歳のチェリストがこの年末をもって引退。夫婦で在籍116年。
老いても元気!元気が一番。輝ける人生を送ってこられたんだろうなと思いますけれど、それでもいつかは引退せんければならぬ。マーガレット・ホップナーさんもその一人だ。 半世紀を超えてコロラド交響団のチェリストとして活躍したマーガレットさんはとう... -
ケント・ナガノ、スペイン国立管弦楽団・合唱団の首席指揮者に
ケント・ナガノの耳の良さについては大学の後輩から話を聞いたことがあって、めちゃくちゃ耳がいいんですよ、めちゃくちゃ細かいところまで聞こえてるんですよ、ということであった。 音楽家に求められる能力の一つに、ていうか絶対的に必要な能力に、耳が... -
シカゴ交響楽団、5000万ドルの寄付を受け取る
シカゴというと、アメリカ。大リーグでは大谷さん越えの特大契約が結ばれたという話を昨日ニュースで読みましたけれど、とんでもないことだな、だが、こういう超特大の何かというのはどうやらスポーツ限定ではないようだな? クラシック音楽の世界でも、特... -
ニューヨーク・フィルに新CEO、フィラデルフィア管のCEOが就任
もうCEOという言葉もすっかり定着していますでしょうか。私が若い頃はCEOってなんなの、っていう感じでしたけれど、CEOね、そう、CEO。あれね、偉いんですよ(結局判っていない)。 ニューヨーク・フィルのCEOが突然辞任して、それに加えて団員のセクハラ... -
ヒラリー・ハーン、ベルリン・フィルとのアメリカツアーを含む11月末までの公演をすべてキャンセル
このところ体調が万全ではなさそうなヒラリー・ハーンの調子がまたよくないようです。今月いっぱいの公演をすべてキャンセルするとのこと。 ベルリン・フィルとのアメリカツアーだけではなく、カナダのオタワでの国立芸術センター管弦楽団との2公演も。医... -
ニューヨーク・フィル、メンバー2名を再び解雇。恐らく今回は決定的。
ニューヨーク・フィルでくすぶり続けていたメンバー2人の解雇と復職問題がまた紙面を賑わすことに。今回は決定的な解雇になるのではないか。 経緯はかなり複雑で、理解が簡単ではないんですがだいたいこういう感じ。ニューヨーク・フィルでは副首席トラン... -
ヨーヨー・マ、ロイヤル・フィルハーモック協会ゴールドメダルを受賞
なんどでも書きましょう、ロイヤル・フィルハーモック協会はロンドンにあって、ベートーヴェンの第九を委嘱した由緒正しい音楽愛好団体で、創設は1813年。最初はフィルハーモニック協会だったのが、ロイヤルがついたのが1912年。それ以来ずっとロイヤル・... -
ヴァイオリニストのララ・セント・ジョンが自身を含むクラシック音楽における性的被害を題材にした長編ドキュメンタリー『Dear Lara』(親愛なるララ)を公開へ
ヴァイオリニストのララ・セント・ジョンが自身の性的被害を含むドキュメンタリーを制作中というニュース。主な資金は、自身のニューヨークのアパートを売却したことで得た、というから、ララ・セント・ジョンの覚悟はとてつもないことだ。 カーティス音楽... -
ショパンの未発見のワルツが発見
我ながら酷いタイトルだと思った。やれやれ。私は本を閉じると、ベッドに潜り込んで眠ることにした。 いや、これは世紀の大発見というやつですか?ほんとうですか?本当なんでしょうね。驚きに満ちた大発見とやらは常に不思議なところからやってくる。 見... -
マイケル・ティルソン・トーマス、復活
2024年10月20日は記憶されるべき日なのかもしれない。なぜなら、マイケル・ティルソン・トーマスが、復活を振ったから。明日、10月23日にもう一度公演が予定されているがもちろん完売。 2021年に進行性の脳腫瘍と診断されてから3年、誰もがティルソン・ト... -
ユジャ・ワンが事務所移籍の噂。英大手から米大手へ。
どうしてこんなにみんなはユジャ・ワンが好きなのか。単にめっちゃ弾けるから、だけではないですね。ぶっとんだ衣装、ぶっとんだ自由気ままな生き方、そういうものが人を惹きつけるのでしょう。自分には絶対にできないことを彼女が具現化してくれる、みた...