世界の音楽ニュース– category –
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メトロポリタン歌劇場の2022-23シーズンはチケットの売り上げが5%上昇、聴衆の平均年齢は6歳低くなる
ニューヨークのオペラの殿堂、メトロポリタン歌劇場が2022-23シーズンを終えて、チケットの売り上げが昨年度よりも5%上昇した、という報告が出ています。 Met Opera box office has slight uptick in 2nd season after pandemic - APhttps://apnews.com/ar... -
「モーツァルトのライバル」のオペラ、世界初演へ
どういう話やねんっていうことなんですよ。モーツァルトのライバルって、モーツァルトさんは今でもご存命か。 いいえ、お亡くなりになって200年以上が経過しています。ほーん、じゃあモーツァルトさんの末裔のライバルとかか。昨日グッチ家のお家騒動の番... -
グラインドボーンでオペラ上演を環境活動家が妨害
グラインドボーンというのはイギリスのロンドンではなくて、ちょっと離れた場所にあり、そこはロンドンのロイヤル・オペラとは違うオペラハウスがありまして、わりと着飾って(頑張って)オペラを観に行くというような場所、という理解でおります。私はそ... -
ドイツの指揮者コンクールに応募者350名殺到
ドイツのバンベルクで3年に一回開催される指揮者のためのコンクール「マーラー・コンクール」というものがあります。これはいわゆる指揮者の登竜門の一つとして知られるもので、出来たのはそれほど古くなく2004年からということなんですけれども、第一回の... -
佐渡裕の後任はフランス人指揮者
ウィーンとザンクト・ペルテンを拠点にするオーケストラ、トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者は2015年から佐渡裕が務めてきた。そして節目となる2025年に退任し、フランス人指揮者のファビアン・ガベルにバトンタッチすることが昨日発表になりまし... -
ジュリアード音楽院、教師と学生間の恋愛を全て禁止へ
ジュリアード音楽院で作曲家の主任教授だったロバート・ビーザー(69)はもはや教授ではない。なぜならセクハラそしてパワハラ疑惑を告発され、音楽院側がそれを認めたからです。本人はセクハラを完全否定しているものの、学校側の独自調査に基づいて解雇... -
サー・サイモン・ラトルの胸像がロンドンでまもなくお披露目。今シーズンで退任するロンドン響の最後の公演の直前に。似ている?似ていない?
サー・サイモン・ラトルはベルリン・フィルの指揮者(首席指揮者兼芸術監督)を16年にわたって務めた人物であります。アバドの後は誰が?まさかラトルが!というサプライズ人事で世の中がアッと驚いたわけです。 そしてベルリン・フィルを2018年で辞任する... -
バッハの世界的認知度は?
バッハっていうのはね、作曲家の名前だよ。みんな知ってるよね。 と決めつけるのは間違いです。この世界には70億人もの人が住んでいて、様々なバックグラウンドを持っている。私の常識はあなたの非常識です。「これぐらい知ってるやろ」という前提で話を進... -
ウィーン交響楽団の首席指揮者が決定。もとコントラバス奏者
パンパカパーン。ファンファーレやぞ。ウィーン交響楽団の首席指揮者が決定しました。 ウィーン交響楽団はウィーン・フィルと並びウィーンの音楽界の象徴。数々の巨匠たちが指揮してきたド名門です。最近ベームとバックハウスの映像見たぞ。スタジオで撮っ... -
スーパーの駐車場のセキュリティ対策としてクラシック音楽を「武器化」
「なあマイク、アメリカさんのすることって、マジ、わけがわけんないよね」(肩をすくめて) 「ああ、そうさ、ジョージ、本当だぜ。毎日毎日、聞きたくもない音を聞かされる俺の身にもなってくれよ、ってね」 脳内にアメリカのトレンディドラマの吹き替え... -
弦楽四重奏団 の名前の未来
弦楽四重奏というのは、音楽の屋台骨と言いますか、最小のオーケストラと言いますか、エッセンスというのか、いってみれば大切なジャンルであります。えっクラシック音楽の中にさらにジャンル分けがあるんか。あるんです。弦楽四重奏は室内楽というジャン... -
ユジャ・ワン、マーラー室内管のアーティスティック・パートナーに
ピアニストには2種類いる。指揮者を目指すピアニストとそうでないピアニストだ。 本当か。本当です。たぶん。 適当ですね?適当です。 指揮者を目指したピアニストといえばたとえばアシュケナージ、例えばバレンボイム、例えばプレヴィンとかですか。指揮...