世界の音楽ニュース– category –
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ジョルディ・サヴァール82歳。驚異的な体力の秘訣は
昨日はサヴァール京都公演、ご来場ありがとうございました。昨日の公演のチケットは発売開始10分たたずに売り切れた、と伺っていて、きけば全国各地からご予約があったとのこと。遠くからのご来場の皆様ありがとうございました。 おとといの朝9時に東京の... -
マリア・カラス博物館が生誕100年目前にしてオープン
マリア・カラスを知らないという人はいないでしょう。知らないならもぐりです。ブラックジャックはもぐりです。しかし不思議なことに、ブログでマリア・カラスの事を書いてもアクセス数が全然伸びないのが通常なんですよ。みなさんマリア・カラスにご興味... -
カーネギーホールのステージ上で授乳する
生後間もないベビーちゃんと一緒に演奏旅行をしているカティア・ブニアティシヴィリ。演奏中に赤ちゃんの泣き声がステージに聞こえてきた、という話も最近ありました。実にラブリー。 コンサートホールはしっかりとステージ上の静寂が担保されているところ... -
エマーソン弦楽四重奏団が最後のコンサートを開催。解散。
アメリカを代表する弦楽四重奏団であり、50年近くに渡って世界をリードしてきたエマーソン弦楽四重奏団がその活動に終止符を打ちました。最後はホームグラウンドとでも言うべきアメリカ、ニューヨークのリンカーンセンターにて。2023年10月22日。 Emerson ... -
ズービン・メータは今日も元気です
フェイクニュースをフェイクニュースであると見抜く力というのでしょうか、それって本当なのかな、と考えることは大事なことです。特に人の生死というものに関しては軽々しく反応をすべきではないのでしょう。いったん拡散してしまうとそれを修正するのは... -
協奏曲の演奏中に2回、弦が切れる
欧米で人気を誇るチェリスト、シェク・カネー=メイソンがパリのフィルハーモニーでショスタコーヴィチのチェロ協奏曲を演奏中に弦を2回切ったというお話です。切ったというか切れた。自ら望んで弦を切る人はいないから。不可抗力ですね。弦ちゃんはいつ切... -
ワルトラウト・マイヤー、10月20日のベルリン国立歌劇場《エレクトラ》でオペラから完全に引退。
今年の春日本でもさよならコンサートを開催していたドイツのメゾソプラノ、ワルトラウト・マイヤーが2023年10月20日、ベルリン国立歌劇場で最後の舞台に立ちました。R.シュトラウス《エレクトラ》のクリテムネストラ役で。67歳。 Waltraud Meier Retires f... -
シドニー・オペラハウス、完成から50年を迎える
オーストラリアのシドニーを代表する建物と言えば、オペラハウス。シドニーに行ったことある人もない人も知っている、それがオペラハウス。ユネスコの世界遺産。オーストラリアのシンボル。甲殻類や貝のような、あるいは帆のような不思議な形をしていて、... -
ヨーヨー・マのピアニスト、引退へ
※今年いっぱいで、と書いておりましたが「来年いっぱい」の誤りでした。お詫びして訂正いたします※ 世界的チェリストのヨーヨー・マと長年デュオを組んでいるのは、キャサリン・ストット。スコットじゃなくてストットであることに注意をしたい。初めてこの... -
トロント交響楽団に寄付をさらに16億円。合計54億円以上。
たいていの場合オーケストラはチケット代収入だけでは運営が回らないということはご存じでしょうか。助成金、スポンサー、寄付、そういったものでようやく成り立つのです。 カナダの、グレン・グールドを生んだ街、小澤征爾が活躍した街のオーケストラ、ト... -
アルバン・ベルク弦楽四重奏団の創立メンバーの一人、亡くなる
アルバン・ベルク弦楽四重奏団の創設メンバーの一人でヴィオラ奏者のハット・バイエルレが亡くなりました。享年90。 Obituary: violist Hatto Beyerle - The Strad アルバン・ベルク弦楽四重奏団といえば弦楽四重奏団のなかの弦楽四重奏団というか、いわば... -
クリスティアン・ティーレマン、ウィーン国立歌劇場名誉会員に
2023年10月14日(土)の公演後、クリスティアン・ティーレマンがウィーン名誉会員になって賞状と指輪を贈られ、初めて出演したときのポスターもどうやらもらったようだぞ?というお話。 CHRISTIAN THIELEMANN ZUM EHRENMITGLIED DER WIENER STAATSOPER ERN...