世界の音楽ニュース– category –
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マイケル・ティルソン・トーマス、1月にサンフランシスコ交響楽団の定期演奏会を指揮
10月に第九を指揮して大喝采を浴びたマイケル・ティルソン・トーマス(上の画像の写真がそのときの様子。オーケストラ全員がマイケル・ティルソン・トーマスと同じ青いめがねをかけて会場が笑いと感動に包まれたそうですね)。 脳腫瘍を患うマイケル・ティ... -
今年世を去ったクラシック音楽家たち
今年もあと10日ちょっと。いよいよ冬本番といったところですね。明日明後日とちょっくら営業行ってくる、という感じの動きをする予定の私ですが、果たして新幹線が止まることはないでしょうか。止まってしまったらどうしよう。 どうにもしようがないので仕... -
クレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞2024はユリア・ハーゲン。
ユリア・ハーゲン!ユリアはあのクレメンス・ハーゲンの娘さんです。1995年うまれ。今年で28歳。賞金75000スイスフラン(1200万円ぐらい)に来年9月にはティーレマン指揮ウィーン・フィルとの共演ということでありまして、なかなかに大きなチャンスを頂戴... -
レゴ×AI×クラシック音楽
クラシック音楽とレゴというのはなかなか相性がよくなさそうだ。なぜなら音楽をレゴという形にするのは出来ないからだ。しかしその音楽の後ろにあるストーリー、あるいは音楽家自身のストーリーをレゴ化する事は不可能ではない。ただし現実的にはそんなも... -
ベルリン・フィル、イスラエルとパレスチナのためのチャリティコンサートを開催
ベルリン・フィルがチャリティコンサートを12月20日の16時から急遽開催することになりました。この日の20時からはバレンボイム指揮、アルゲリッチのピアノでのコンサートが予定されていて、その日の午後をこの公演のために用いるということです。 このチャ... -
アルゲリッチとバレンボイム、並んでレジオンドヌール勲章を受章
受賞と受章とは違う!ということはご存じか。あえて考えることもあまりないかもしれないが、実は大きく違っていて、誤植だ!と怒られることもあるから要注意だ。公共ホールに勤めていたこともある私ですが、公立の団体が誤植をするとは何事だ!考えられな... -
映画「マエストロ」がゴールデングローブ賞4部門にノミネート
最近映画をとんとみなくなってしまった私です。せいぜいディズニー映画を見る子どもたちを横目で見ながらフンガー!と寝る程度です。ああどうして。 ゴールデングローブ賞のノミネートが発表されて、例のアレ、日本では12月8日に公開されたばかりのバーン... -
ヤクブ・フルシャ、バンベルク交響楽団との契約を2029年まで延長
もともと2026年までだったところを2029年まで延長ということで、これまた素晴らしいことであります。イシュトヴァン・ケルテスが首席指揮者になるはずだったんだが水難事故で死んだためならなかったという歴史もある。フルシャは2016年から首席指揮者なの... -
デトロイト交響楽団の音楽監督、延長
デトロイト交響楽団と言われてすぐに出てくる名前であなたの年齢がわかります。アンタル・ドラティ。そうですね。とても優秀で長いクラシック音楽ファンであることがわかります。逆立ちして校庭10周してワンと言ってください。 デトロイト交響楽団は“ビッ... -
ジョン・エリオット・ガーディナーの復帰計画
世の中には業界用語というものがありまして、それはどの業界でもそうでしょう。中にいる人しかわからない言葉なので、外の人からするとほーさよか、と若干~相当引かれることもあるので気をつけないといけないのです。 クラシック音楽業界的にMTTと書けば... -
サンクトペテルブルク音楽院で火事
修復工事中のサンクトペテルブルク音楽院で火事が発生しました。1862年に伝説のピアニスト、アントン・ルビンシュタインによって当時のロシア首都に設立された音楽院で、数限りなき音楽家がここで学んできた、名門中の名門であります。 たとえばアレンスキ... -
オペラが引っ越しするとはどういうことなのか
日本では文化庁が京都に行っていますがその実際はどうなのでしょうか。イギリスではイングリッシュ・ナショナル・オペラがとうとう2029年までにマンチェスターに行くということが決まって、関係者に動揺が走っているようです。 ENO and Greater Manchester...