世界の音楽ニュース– category –
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ヤノシュ・オレイニチャク、死去
72歳。10月20日日曜日、心臓発作だったそうです。若い。亡くなったその日曜にランチをともにした友人によれば、健康上の問題をかかえてはいたが、将来のすごいプランについて話し合ったそうなので、ピンピンしていていきなり、という感じではなかったとい... -
マイケル・ティルソン・トーマス、復活
2024年10月20日は記憶されるべき日なのかもしれない。なぜなら、マイケル・ティルソン・トーマスが、復活を振ったから。明日、10月23日にもう一度公演が予定されているがもちろん完売。 2021年に進行性の脳腫瘍と診断されてから3年、誰もがティルソン・ト... -
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート2025のプログラムに載った史上初の女性作曲家は
女性やマイノリティを持ち上げることはヨーロッパでは大きなトレンドになっていて、日本だったら、「本当に素晴らしいのであれば、女性やマイノリティは問題ではない」ぐらいの考えが穏当というか、よくある反応ですけれど、ヨーロッパでは、「強引にでも... -
世界のトップ指揮者が選ぶオール・タイム・指揮者ベスト30(BBC)
まあこういうのはですね、そこまで信頼に値しないというか、話を半分ぐらいに減額してですね、なるほどなあ、まあそういう考えもあるよね、と思いながら読むのが正しいです。なぜなら皆の視点は違うし、誰が最高かなんていうのを決めること自体がナンセン... -
エリーナ・ガランチャが来年6月のセビリアのカルメンに出ない理由は
朝からハッとしました。エリーナ・ガランチャがカルメンが出演しない理由はなに。 ダブルブッキング。ギャー!!というか、新聞を読むともう少し事情は込み入っていそうです。スペイン、セビリアのマエストランサ劇場のカルメン、来年の6月の話。劇場が発... -
ロサンゼルス・フィルのオーディションを突破するためのヒント
オーケストラに入りたいという人の数は多い。でも実際に用意される座席は極めてすくない。世界のトップオーケストラともなると、さらにその門は狭きものになる。なぜならうでっこきが、腕自慢が、各地からやってくるからね。 なんとなれば、1つのポジショ... -
キリル・ペトレンコがR.シュトラウスの《ばらの騎士》を振ってミラノ・スカラ座にデビュー
ペトレンコは21世紀のカルロス・クライバーとなりうるか。 いや、そもそもカルロス・クライバーと比較することが間違っているような気もしますけれど、どうなんでしょう。ベルリン・フィルは定期的に指揮しているものの、それ以外の活動はあまり多くないよ... -
YouTube登録者数430万人を超す人気ヴァイオリンデュオ、TwoSet Violinが突如解散
昨日は久しぶりに更新をさぼりました。さぼったというか、シュテファン・テミング&マルグレート・ケールのツアーで運転しまくっていて、疲労困憊して戻ってきて、ぐったりしていたらうっかり更新し損なったのでした。うふふ、うっかりさんだね。 いや、言... -
ポーランドのアマデウス室内オーケストラを創立から56年間牽引してきた創設者で指揮者のアグニエシュカ・ドゥチマルが引退。
今日は自分語りの割合が高めな話になっております。K社の小倉部長、読んでるぅ? だいたい毎日、世界のクラシック音楽ニュースを、軽めの語り口で書いているのがこのブログです。ニュースサイトのように、全てを網羅せんければ!という意気込みでやってい... -
AIが一部作曲した作品がこの週末のチャイナ・ナウ・ミュージック・フェスティバル(カーネギーホール)で演奏される
AIは世界を変えるのか!!ドーン!! みなさんほんとAI、AIとうるさいですが、いや、うるさいとかいってはいけませんね、かしましいですが(同じことか)、AIってそんなにすごいんだろうか。 いま弊社ではドイツからアーティストを迎えていまして、ドイツ... -
【マニア垂涎!】9年かけて完成させられたとんでもない本、「ストラディバリウス全集」(全6巻2000ページ)が発売
とてつもない本が世に放たれました。これはとてつもない。 ストラディバリウスといえば、泣く子も黙る。世界最高の名器と言われる楽器ですね。テレビやなんかでもおなじみ。クラシック音楽に詳しくない人でも、ストラディバリウスと聞けば、超たっかいヴァ... -
ユジャ・ワンが事務所移籍の噂。英大手から米大手へ。
どうしてこんなにみんなはユジャ・ワンが好きなのか。単にめっちゃ弾けるから、だけではないですね。ぶっとんだ衣装、ぶっとんだ自由気ままな生き方、そういうものが人を惹きつけるのでしょう。自分には絶対にできないことを彼女が具現化してくれる、みた...