2025年– date –
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フェニーチェ劇場をめぐるごたごたは続く
いや、昔からヴェネツィアは高い高い、って言われてまして、ホテルも高いし物価も高い、それはなんでかっていうと、観光地だし、水の上の街でございまして、不思議なつくりをしているからでして、まあなんのかんのとありますが、人々を惹きつけてきた街で... -
ニュージーランド最高の声楽コンクール、キリ・テ・カナワの名前を冠することに
世界屈指のソプラノとして知られたニュージーランド出身のデイム・キリ・テ・カナワはいま81歳。ニュージーランドという、ヨーロッパから最も離れた国の一つが生んだ世界的大スターであります。 そのキリ・テ・カナワが率いるキリ・テ・カナワ財団が、ニュ... -
ヘンリー・パーセルの知られざる作品がイギリスの公文書館で発見
ヘンリー・パーセル。さあ、音楽史をかじった人間ならかろうじて覚えている名前でしょうか。それとも知っていて当然ですか?上から目線で行ったら嫌われちゃうゾ?(80年代風に) 17世紀イギリスを代表する大作曲家。とはいえ36歳で亡くなっているんですけ... -
アンドレアス・ショルとタマル・ハルペリン、ドイツ功労十字章を受章
それにしても今朝は6時から緊張しました。緊張と緩和。 アンドレアス・ショルとタマル・ハルペリンがドイツの功労十字章を受章したというニュース。夫婦で受章っていうのも珍しいなと思いますが、そういうこともあるのでしょう。ドイツの文化勲章における... -
シュターツカペレ・ベルリンの首席チューバ奏者トーマス・ケラー死去、49歳
シュターツカペレ・ベルリンは、私が起業したばかりのころ(いまも一人で全部やってるんで起業とか書くのも恥ずかしいですが)、お声がけをいただきまして、日本ツアーのお手伝いをさせて頂いたオーケストラですので、個人的な思い出があります。 ティーレ... -
ズービン・メータ、11-12月のイスラエル・フィル《アイーダ》をキャンセル。代役はイタリアの俊英。
ズービン・メータはロサンゼルスに住んでいるんでしたっけ?確かアメリカが拠点だったような。間違っていたらすいません。アメリカからイスラエルはかなり遠いですよね。ロサンゼルスからテルアビブは直行便でも14時間近くかかるようなので、これは日本か... -
バレンボイム、椅子なしで立ってベルリン・フィルを指揮
わざわざ椅子なしで、と書く事に何の意味があるのか、と思われるでしょう。 意味がないわけではないのです。椅子が指揮者のために用意されているということは、恒例の指揮者の場合、とく最近ではよくあることです。そうないことだけれども、まあないわけで... -
シアトル室内楽協会が購入したコンサートトラックとはなんなのか
コンサートトラック、なんという甘い響き。 トラックがコンサートをするんけ?するんです。どういうことかっていうと、トラックがウィーンと開くと、室内楽が出来るようになっているんです。実際の映像は公式サイトへ。このトラックをシアトル室内楽協会が... -
アンブロネ音楽祭訪問記
先週はアンブロネ音楽祭に行ってきました。アンスティチュ・フランセが主催する「フレンチ・アーリー・ミュージック・フォーカス」というイベントにご招待いただいたのです。 アンブロネってなんなの。地名です。どこなの。フランスです。フランスのどこな... -
ヤメン・サーディとライナー・キュッヒル、ウィーンで出会う。
弊社が2023年より日本でのマネージメントを担当させて頂いているヴァイオリニスト、ヤメン・サーディは先月9月22日付けでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任しました。それについては以下お知らせした通りですが、 https... -
ショパン国際コンクール、あさってスタート。演奏順は「T」から
ショパン国際コンクールがいよいよ始まりますね。ポーランドのワルシャワで。85人のピアニストが集結し、ドドーン!とショパンを演奏する。ショパンだけを演奏する。一人の作曲家だけを演奏する、一人の作曲家だけで成立するというという特異なコンクール... -
ヤメン・サーディがウィーン・フィルのコンサートマスターに正式に就任
弊社が日本におけるマネージメントを担当させていただいております、ヴァイオリニストのヤメン・サーディが、3年の試用期間を経て、9月22日にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任しました。日本でもよく知られたヴァイオ...