2025年– date –
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ピアニストの中川優芽花が「岩谷時子Foundation for Youth」を受賞
ただいま全国ツアー中のピアニスト中川優芽花ですが、第14回岩谷時子賞において「岩谷時子 Foundation for Youth」を受賞し、2025年11月25日(火)に都内にて行われた授賞式に出席いたしました。名誉ある賞を頂戴したことを深く感謝申し上げるとともに、こ... -
ウィーンの老舗楽譜店ドブリンガーが存続の危機
ドロテアガッセのドブリンガー。 おいおいごろうちゃんよぉ、ウィーンに来たらドブリンガーだぜ?と言ってパイセンに連れて行かれたお店、それがドブリンガー。ベートーヴェンがまだ生きていた1817年に創業したMUSIKHAUS DOBLINGERは1876年からドロテアガ... -
アップル・ミュージックで最も聴かれたクラシックのアルバム2025はアリス=紗良・オットのジョン・フィールド
ストリーミングは不思議だという話を聞くことがあります。いわゆる一般的な、フィジカルとかそういう業界用語的な感じの言葉もありますけれど、CDなどとは動きがかなり違っていることがあるのだそうです。 実際先日、ストリーミングに関するあるデータを見... -
AIがあなたにぴったりの弦を教えてくれる(日本語でOK)
トマスティック・インフェルト社をご存じですか。私はピアノという、弦を張るけど弦楽器ではない楽器を中心にしてきたから、というと言い訳になるんですが、弦楽器の弦については無知でして、無知の知っていう言葉かあるよね、はは謙遜しちゃって! ではな... -
メトロポリタン歌劇場の《カルメン》で観客がステージに上がり抗議活動。上演が15分中断
メトロポリタン歌劇場では金曜の夜、カルメンが上演されていた。第一幕の途中とあるのでわりとはじまってからそう時間が経っていないわけですが、3名が突然デモ活動を開始。1名(2名と書いてあるところもあり)が舞台に乱入した。何を言いたかったのかはま... -
ウィーン交響楽団の第3コンサートマスターに松岡井菜が就任
まだ公式サイトのメンバー紹介のページではお写真がなくてとりあえず楽器で代用、ということは真新しいということを意味するわけです。写真すぐやるから待っててくれやという感じになるんだと思うのですね。 実におめでたいことだと思うのです。ウィーン交... -
バレンボイムはいまどこに?ミラノ・ スカラ座に!
そこにいるだけでニュースになる、そんな存在になりたい。 そう思った事はありますか。控えめの国日本に住んでいる我々は、あまりそういうことに意識的ではないかもしれませんね。しかし、このブログでははっきりとわかる。バレンボイムとメータ。この二人... -
アイントホーフェンのムジークヘボウがエリザベート・レオンスカヤのピアノ・リサイタルを中止
オランダ語はその昔、日本にとって親しみのある原語で、とくにインテリ界隈ではオランダ語が学ばれていたわけですね。日本史のお時間で勉強してふーんふーん、ぐらいに思っていましたけれど、よくよく考えると実に珍しいことですね。なんでオランダ語やね... -
イランの女性指揮者パニズ・ファリユセフィ(42)、テヘラン交響楽団を指揮
日本でも、世界でも、女性の指揮者の活躍が幅広くなっているこの時代です。テヘランにもその波が押し寄せ、女性が輝かんとしている!! 文化も歴史も違う国だけに、手放しでいいね!と軽い気持ちで外野が言うことが正しいのかどうかはわからないのですが、... -
30年の研究の結果、オルガン曲2曲がJ.S.バッハ作品と鑑定され、トン・コープマンが初演。
なかなかに複雑ですね。昔韓国の方に教えていただいたんですが、韓国語でいうとポクチャッパダですね。 新たに見つかったのではなく、すでに30年前から存在が知られていた2曲のオルガン作品、それがなんとこのたび、J.S.バッハの作品であるという鑑定が出... -
ドレスデン州立歌劇場で転落事故、合唱団5名が負傷
ドレスデン州立歌劇場はドレスデン国立歌劇場とも言われますがこのあたりの文字の使い方がいつも微妙で、州立なのか、国立なのか、どうやら州立のようだが、州立と書くとどうもなんというか、権威が低そうな感じがしちゃうので国立としましょう、そういう... -
ルネ・マルタン、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭芸術監督の職も解かれる
フォル・ジュルネとの関係が絶たれたルネ・マルタンですが、自身が関わってきたもう一つの大きな音楽祭、ピアノに特化しているラ・ロック・ダンテロン音楽祭に関して、そちらはどうなるのでしょうか、と思われていたところ、こちらも辞めることになったよ...
