2025年– date –
-
カナダの肩当て製造会社KUN、関税で苦境に立たされる
メークアメリカ・グレートアゲイン!! やれやれ。 ニューヨーク・タイムズに先週記事が出ていたのですが、カナダの首都オタワにある肩当て製造の会社がアメリカによるこの関税攻撃によって苦境に立たされているという話です。 ヴァイオリン関係者なら誰で... -
今年のウィグモアホール国際コンクールはOpus13が優勝
ウィグモアホール国際といって通じてしまうあなたは、大変重症です。すぐにネズミのお医者様にでも来て貰ってシップをしてもらうことをおすすめします。でもネズミのお医者様のバイクが雪に埋まってしまって、春が来て到着する頃にはすっかりよくなってい... -
ウェールズ国立オペラが提供する健康促進プログラムで痛みが改善
歌は人間らしさの根源でしょうか。 太古の時代から人は歌ってきたと言われ、現代では、ほら、いままさに、息子ちゃんが歯磨きをしながら鼻歌を歌っている! 歯磨きは、洗面所でやれ!居間に出てくるな!!! と何度も言って聞かせているのですが、出てくる... -
チャールズ国王、きらきら星を演奏する。にんじんで。
チャールズ国王と書くのではなく、チャールズ皇太子、、、と書きそうになって、おっと、BackSpaceキーを押す日々です。そんなことがしょっちゅうあるというほどチャールズ国王を追っかけているわけではないのですが、にんじんで「きらきら星」を吹いた、と... -
愛と悟りの勝利
勝利という言葉、いいですね。素敵ですね。はい論破とかいう下品な言葉よりもずっといいですね。勝利!愛と悟りがついに勝利するのだ!!! しかし昨晩のオペラシティについていえば、控えめに言って大勝利だったのではないかと思います。かつてはこういう... -
チェロの弓3本が、約6700万円
弦楽器が高額なのは、ある程度世の中にも伝わっているでしょう。どれがストラディバリウスの音だ!とかいう番組があるぐらいだから、高いということがある程度は知られているんだと思う。 とはいえ、高いストラディバリウスは10億円を超す、という具体的な... -
ピエール・ブーレーズが通りの名前になる日が来そう、という話
パリにピエール・ブーレーズ通りが実現するかもと言う話です。 通り名というのは日本ではあまりなじみがありませんけれど、ヨーロッパでは通常、一つの道に一つ名前があって、その左右に番号が順番にふられている。オーシャンゼーリーゼーと歌われるシャン... -
ロシアのバレエ団がウクライナを偽装して北欧ツアー
世の中どんな詐欺があるか判らない時代です、いや、昔からそうだったのかもしれないけれど、最近、銀行のウェブサイトにアクセスする度に、詐欺に気をつけろとか絶対に入力しちゃダメ!とか毎日必ず表示されるようになっていて、ちっ、うぜーという気持ち... -
さようなら、神奈川県民ホール(昨日閉館)
中途半端な写真ですいません。本当はもう少しいい感じに撮れた写真だったんですが、人が、顔が写っていたので雑に切り抜いた結果こうなってしまいました。コンプライアンスウウウッ!!! 世の中でホール不足が叫ばれる時代です。そうなの?と言われれば、... -
ロン=ティボー国際は17歳の韓国人キム・セヒョンが優勝
私はロン=ティボー国際コンクールの良きフォロワーではないのですが、かつて自分が観に行ったことのある数少ない国際コンクールの一つとして、特別な感慨のようなものは持っています。もう20年ぐらい前。南紫音さんが入賞した回ですね。あの頃が懐かしい... -
ショパン研究所所長シュクレネル。「サッカー同様、コンサートを放送してよいかの問合せがレストランから来ている」。2030年のコンクールの構想も。
ショパンコンクールはどこに向かっているのか。100年前の第1回は27人、第2回目は200人以上、そしていまや700人近くを越す応募がある。記念受験みたいな人もいないわけではないだろうが、レベルの底上げはかなりあるんだろうなと思っています。プロとアマの... -
ブーレーズにまつわる13000点以上をニューヨーク・フィルが公開
今年は何の年!万博?阪神優勝?いいえ、ブーレーズ100年です。 そうなんだよ。1925年3月26日におぎゃあしたピエールぼっちゃんは、今年で生誕100年なんですね。まさかあんなにかわいくて聡明だったお子さまが、世界を揺るがす大物音楽家になるだなんて、...