2024年7月4日[水]18:00開演 / めぐろパーシモンホール 小ホール
10代よりバレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターとして活躍していたサーディは、一昨年10月に25歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任し世界をあっと驚かせた。今年2月には無事に試用試験も突破し、国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任している。そしてウィーン・フィルの演奏会でもコンサートマスターを務める姿が見られており、まさに世界の注目を浴びるヴァイオリニスト。東京国際ヴァイオリン協会の主催でマスタークラス&ディスカッションを開催!
ヤメン・サーディの独占インタビューも掲載中!:2023年8月のザルツブルクでのインタビューはこちらからお読みください。
日時・会場
2024年7月4日(木)18:00開演 (17:30開場)
めぐろパーシモンホール 小ホール(東京都目黒区) [地図]
東急東横線「都立大駅」徒歩7分
出演
ヤメン・サーディ(ヴァイオリン)
受講生:米井咲絢/西村咲良/松木翔太郎
通訳:井上裕佳子
チケット(聴講料)
自由席 一般:5000円 学生3000円
◎チケットぴあ
◎オフィス山根
ticket@officeyamane.net までメール、もしくはLINEから。
受講生プロフィール
米井咲絢 Saaya YONEI
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス 作品6(無伴奏)
4歳よりヴァイオリンを始める。第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第1位、第30回日本クラシック音楽コンクール第2位(最高位)、第76回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、国際音楽祭NIPPON(2022年)マスタークラス受講。辰巳明子氏、勅使河原真実氏に師事。桐朋学園大学音楽学部附属子どものための音楽 教室仙川教室在籍
西村 咲良 Sara NISHIMURA
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》第1楽章 ピアノ:小森谷裕子
2011 年生まれ。2022 年New York Golden Classical Music Awards第1位。7 月カーネギーホールにデビュー。2023 年American Protégé International Piano and String Competition 第1位および審査員特別賞受賞。12月カーネギーホールにて受賞者コンサートに出演。2023年4月、11 歳で飯森範親指揮日本フィルハーモニー交響楽団と共演。ジュリアード音楽院教授の川崎雅夫氏、リー·リン氏のレッスンを度々受ける。現在、佐々木歩氏に師事。
松木翔太郎 Shotaro MATSUKI
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲より ピアノ:小森谷裕子
徳永二男、三浦道子、三浦文彰の各氏に師事。第12、14回国際ジュニア音楽コンクール小学生の部、中学生の部第1位 受賞。第29回日本クラシック音楽コンクール小学生高学年の部グランプリ受賞。第12回金の卵ソリストオーディション ハマのジャック合格。N響メンバーによるオーケストラと共演。
※受講曲目は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください
講師プロフィール
ヤメン・サーディ(ヴァイオリン) Yamen Saadi, Violin
25歳にして2022/23シーズンよりウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。24年2月、試用期間を突破し正式にコンサートマスターに就任。ソリストとして、室内楽奏者として多忙なキャリアを送っており、ベルリンのモルゲンポスト紙に「魅惑のサウンド」と評された。2022年5月にはレオニダス・カヴァコスの代役としてイスラエル・フィルにソリストとしてデビューを果たす。落ち着きあるリリシズム、そしてその若さからは想像できない技術と優雅さを併せ持つ。
これまでにソリストとしてシュターツカペレ・ベルリン、イスラエル・フィル、ヨーロッパ室内管、ポーランド国立放送響、バレンシア管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、ハーバード管、ガリラヤ室内管、エルサレム響などと共演し、ダニエル・バレンボイム、ローレンス・フォスター、レオニダス・カヴァコス、ヤロン・トラウブ、クリストフ・ポッペンなどの指揮者と共演している。
カーネギーホール、ラインガウ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、エルサレム音楽祭、シュロス・エルマウなどヨーロッパ、アジア、アメリカの様々な音楽祭やコンサートホールで演奏をしてきた。
2022年1月にはプーランク、イザイ、フォーレの作品をピアニストのナタリア・ミルシテインと収録した初のリサイタルアルバム『Voices From Paris』をリリース。この録音は、「名人芸、叙情性、抑制された表現力が完璧にブレンドされている」、「素晴らしいしなやかさ、柔軟性、細かく幅広いダイナミックレンジ」などと絶賛された。
ナザレに生まれ、同地のバレンボイム=サイード音楽院でヴァイオリンを学び始める。その後、イスラエル・フィルのコンサートマスター、チャイム・タウブの指導を受け、11歳でウェスト=イースタン・ディヴァン管に入団し、17歳で同オーケストラのコンサートマスターに就任。バレンボイム・サイード・アカデミーで学士号を取得するとクロンベルク・アカデミーでミハエラ・マーティンに師事し、修士号を取得した。
2020年にはアビブ・コンクールおよびポール・ベン・ハイム・コンクールの両方で優勝する。また、アメリカ=イスラエル文化財団およびプリンス・フォン・ヘッセン賞より奨学金を授与されている。
室内楽奏者としても活躍しており、設立に関わったピアノ五重奏団キャンティ・アンサンブルでヨーロッパ全土をツアーしている。2022年このアンサンブルは権威あるKersjes賞を受賞した。使用楽器は1734年製のストラディヴァリウス「Ex Lord Amherst of Hackney, Ex Fritz Kreisler」。
主催:一般社団法人東京国際ヴァイオリン協会/ヴェルソーナス株式会社
協賛:Violin Studio GEM