2024年6月29日[土]15:00開演 ヤメン・サーディ ヴァイオリン・リサイタル (東広島芸術文化ホールくらら大ホール)

2024年6月29日[土]15:00開演 / 東広島芸術文化ホールくらら 大ホール

ヤメン・サーディ ヴァイオリン・リサイタル

栄光のウィーンの伝統継承者、初の全国ツアー、初の広島公演!

10代よりバレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターとして活躍していたサーディは、一昨年10月に25歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任し世界をあっと驚かせた。今年2月には無事に試用試験も突破し、国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに正式に就任している。そしてウィーン・フィルの演奏会でもコンサートマスターを務める姿が見られており、まさに世界の注目を浴びるヴァイオリニストといってよい。そのサーディが今年6月、初の全国リサイタルツアーを開催し、東広島にも初登場する!栄光のウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィル、そして世界のクラシック音楽界の未来を担う期待の超新星による大注目のリサイタルです!

独占インタビューも掲載中!:2023年8月のザルツブルクでのインタビューはこちらからお読みください

日時・会場

2024年629日(土)15:00開演 (14:15開場)
東広島芸術文化ホールくらら 大ホール(広島) [地図] 
JR山陽本線「西条駅」徒歩4分

出演

ヤメン・サーディ(ヴァイオリン)
中川優芽花(ピアノ)

チケット

一般:S席4500円 A席3500円 枚数限定SS席5000円 学生(大学生以下)全席2000円
[くららフレンズS席4200円 A席3200円] ※SS席および学生席は会員割引なし

お子さまをご招待!本公演は文化庁《子供文化芸術活動支援事業》対象公演です。18歳以下のお子さまは無料で、ご同伴の保護者の方は半額でご入場いただけます。詳細とお申し込みはこちらのチラシPDFからご確認ください。

プログラム

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
クライスラーヴァイオリン傑作選編曲選 
    ドヴォルザーク:母の教え給いし歌
    ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ホ短調 Op.72-2
    ホイベルガー:オペラ舞踏会より第3幕 真夜中の鐘「別室へ行きましょう」
    ファリャ:はかない人生より「スペイン舞曲第1番」
    クライスラー:美しきロスマリン
    クライスラー・愛の喜び
    クライスラー:愛の悲しみ
    クライスラー:前奏曲とアレグロ
—–
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番

※曲目は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください

動画:

出演者プロフィール

ヤメン・サーディ(ヴァイオリン) Yamen Saadi, Violin

25歳にして2022/23シーズンよりウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。24年2月、試用期間を突破し正式にコンサートマスターに就任。ソリストとして、室内楽奏者として多忙なキャリアを送っており、ベルリンのモルゲンポスト紙に「魅惑のサウンド」と評された。2022年5月にはレオニダス・カヴァコスの代役としてイスラエル・フィルにソリストとしてデビューを果たす。落ち着きあるリリシズム、そしてその若さからは想像できない技術と優雅さを併せ持つ。

これまでにソリストとしてシュターツカペレ・ベルリン、イスラエル・フィル、ヨーロッパ室内管、ポーランド国立放送響、バレンシア管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、ハーバード管、ガリラヤ室内管、エルサレム響などと共演し、ダニエル・バレンボイム、ローレンス・フォスター、レオニダス・カヴァコス、ヤロン・トラウブ、クリストフ・ポッペンなどの指揮者と共演している。

カーネギーホール、ラインガウ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、エルサレム音楽祭、シュロス・エルマウなどヨーロッパ、アジア、アメリカの様々な音楽祭やコンサートホールで演奏をしてきた。

2022年1月にはプーランク、イザイ、フォーレの作品をピアニストのナタリア・ミルシテインと収録した初のリサイタルアルバム『Voices From Paris』をリリース。この録音は、「名人芸、叙情性、抑制された表現力が完璧にブレンドされている」、「素晴らしいしなやかさ、柔軟性、細かく幅広いダイナミックレンジ」などと絶賛された。

ナザレに生まれ、同地のバレンボイム=サイード音楽院でヴァイオリンを学び始める。その後、イスラエル・フィルのコンサートマスター、チャイム・タウブの指導を受け、11歳でウェスト=イースタン・ディヴァン管に入団し、17歳で同オーケストラのコンサートマスターに就任。バレンボイム・サイード・アカデミーで学士号を取得するとクロンベルク・アカデミーでミハエラ・マーティンに師事し、修士号を取得した。

2020年にはアビブ・コンクールおよびポール・ベン・ハイム・コンクールの両方で優勝する。また、アメリカ=イスラエル文化財団およびプリンス・フォン・ヘッセン賞より奨学金を授与されている。

室内楽奏者としても活躍しており、設立に関わったピアノ五重奏団キャンティ・アンサンブルでヨーロッパ全土をツアーしている。2022年このアンサンブルは権威あるKersjes賞を受賞した。使用楽器は1734年製のストラディヴァリウス「Ex Lord Amherst of Hackney, Ex Fritz Kreisler」。


中川優芽花(ピアノ) Yumeka Nakagawa, Piano

ドイツに生まれ育った日本人ピアニスト。2021年、スイスで開催された権威あるクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、および聴衆賞ほかも併せて受賞した。またデュッセルドルフで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール(2019)、およびイェネ=タカーチ国際コンクール(2018)でも優勝しており、2014年にはワイマールで開催された「若いピアニストのためのフランツ・リスト国際コンクール」では第2位を受賞。

2014年にドイツの青少年音楽家コンクールで満点および第1位となったことでカール・ベヒシュタイン財団からの奨学金を獲得。ドイツ各地のホールからオファーを受け演奏するようになる。2019年以降ロンドンのウィグモア・ホール、デュッセルドルフのトーンハレ(ゾイ・ツォカヌー指揮デュッセルドルフ交響楽団と共演)、ワイマールハレ(マルクス・L・フランク指揮のイエナ・フィルハーモニー管弦楽団と共演)などで演奏している。またヴヴェイ(スイス)のスプリング・クラシック、トゥールーズのピアノ・オー・ジャコバン、ヴェルビエ・フェスティバル・アカデミーにも招待され演奏している。また日本でも活動を始め、東京オペラシティコンサートホール、横浜みなとみらいホール、武蔵野市民文化会館などで演奏し、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などと共演。現在ロームミュージックファンデーションの奨学金を得ている。

2001年デュッセルドルフで生まれ、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学にてバーバラ・シュツェパンスカのもと音楽の教育を受け始め、ロンドンのパーセル音楽院ではウィリアム・フォンに学ぶ。2021年からワイマールのフランツ・リスト音楽大学においてグリゴリー・グルズマン教授のもと研鑽を積んでいる。 

2022年3月の帰国デビューリサイタルは大絶賛を浴び、以後国内外のオケと共演を重ねている。

主催:オフィス山根/東広島芸術文化ホールくらら/広島ホームテレビ

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